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標準病名マスター活用ソフトウエアパッケージ disPACK Windows DLL版 V1.01
開発・提供:東京大学医学部附属病院企画情報運営部

2003/10/3
更新

1.概要:

標準病名マスター活用ソフトウエアパッケージ disPACK は、(財)医療情報システム開発センター(MEDIS)から提供されているICD10対応電子カルテ用標準病名マスター第2版を効果的に利用するためにソフトウエア・ライブラリで、東京大学東京大学医学部附属病院企画情報運営部の大江和彦が富士ゼロックス情報システムDS事業部とともに開発したものです。
disPACKは、一般の病名入力者が使うソフトではなく、病名入力用のソフトウエアを開発する人が使うものとして開発されています。
しかし、disPACKを構成するソフトウエアのうち病名検索用のサンプルプログラムdisFINDERは、そのままの形で病名入力する人が標準病名マスター第2版の概要を知るために使ってみることはできます。
disPACKは、WindowsのDLLやソースコードで提供され、誰でも無償で使えます。臨床階層メニューからの病名検索、キーワード検索、修飾語入力、ICD10コード化、MEDIS病名情報交換コード生成などが簡単にできます。ソフトウエアを開発する人が使うものですから、使用にあたってはWindowsのプログラム開発に知識が必要です。
disPACKは、以下のソフトウエアライブラリの集合体で、それぞれ単体で使用することも組みあわせて使用することも可能です。
disBOX1 および disBOX2
disFINDER
disEXPANER

1)disBOX1とdisBOX2は、Winsows上で、disBOX形式に変換されたICD10対応電子カルテ用標準病名マスター第2版のマスターデータベース にアクセスして、キーワード検索や臨床階層メニューを使用して病名を検索し、ICD10コードや病名交換用コードを出力するプログラムライブラリ(Windows用ソフトウエア基本部品群)です。disBOX1は、disBOX形式病名マスターをアクセスする基本ライブラリ集(Windows DLL)であり、disBOX2は、GUIコンポーネントを含むActiveXコンポネントライブライです。開発者は、disBOX1だけを使って開発することもできますし、disBOX2だけを使って開発することもできます。また両方を組み合わせて開発することもできます。

2)disFINDERは、disBOX1およびdisBOX2の使い方を示すために作成されたサンプルプログラムで、VisualBasicV6.0 で記述されています。

3)disEXPNADER は、disBOX1およびdisBOX2がアクセスするdisBOX形式病名マスタデータベースを、MEDISから提供されているCSV形式のマスタファイル群から生成するためのマスター展開ツールです。disBOXを使って開発されたプログラムは、disEXPANERによりあらかじめ展開されたdisBOX形式病名マスタデータベースをアクセスします。従って、このツールはMEDISから提供されているCSV形式のマスタファイル群がアップデートされたときに一度だけ使用すればよいものです。
disEXPNADERでの展開に必要なマスター仕様
サンプルマスター(動作確認用にお使い下さい)

2. disPACKの著作権ならびに使用等にあたっての制約について

2.1 著作権

disPACKおよびそれを構成するプログラムの著作権は東京大学医学部附属病院企画情報運営部および富士ゼロックス情報システムDS事業部に存在する。
  Copyright(C)2001-2002, 東京大学医学部附属病院企画情報運営部、富士ゼロックス情報システムDS事業部

2.2 使用、変更、複製、配布の自由

本プログラムの利用者は、その使用、変更、複製を自由に行うことができる。ここでいう変更には、本プログラムの機能、性能、品質を向上させるために改良、拡張を行うこと、もしくは自ら開発したプログラムやドキュメントを本プログラムに追加することが含まれるが、それだけには限定されない。
本プログラムの利用者は、次項 (「無保証」)に記されていることを承諾することを条件とし、関連法令に違反しない限り、営利・非営利に関わらず、また本プログラムの著作権者を表示を行う行わないに関わらず、本プログラムそのもの、または本プログラムの変更版(以下、本プログラムの変更版とは本プログラムの一部または全部を自ら開発したプログラムに含めたプログラム製品を含む)を第三者へ自由に配布または販売することができる。ただし、本プログラムの著作権者を表示を行う場合には、前項第1項に記載の表示を変更を加えずに行うものとする。

2.3 無保証

本プログラムは、著作権者の試作物を『あるがまま』の状態で提供するものである。このため、明示的であるか黙示的であるか、または法令の規定により生ずるものであるか否かを問わず、一切の保証をつけないで提供されるものである。ここでいう保証とは、プログラムの品質、性能、市場性、特定目的適合性、および他の第三者の権利への無侵害、およびこれらの説明、本プログラムの瑕疵についての修正についての保証を含むが、それに限定されるものではない。
本プログラムの利用者は、本プログラムが無保証であることを承諾し、本プログラムが無保証であることによるすべてのリスクを利用者自身で負うものとする。
従って、利用者が本プログラムを利用したこと、または利用できないこと、もしくは本プログラムを利用して得られた結果に起因する一切の損害について、著作権者は、そのような損害の発生する可能性について、知っていたか否かにかかわらず、何らの責任も負わない。本プログラムの利用者は、本プログラムの利用を開始したことによりこれを承諾しているものとみなされる。ここでいう利用とは、本プログラムの使用、変更、複製、配布、販売、二次的著作物の作成を含むがこれらに限定されない。 利用者が本プログラムそのもの、または本プログラムの変更版を、著作権者以外の第三者から配布または販売を受けた場合においても、配布または販売を行った第三者が独自に特別な保証を文書で行わない限り、配布を行った第三者は、その利用者に対して、本プログラムに関係する限りにおいて同様に何らの責任を負わないものとする。

3. ダウンロードとインストール

1) disBOX と disFinder のバイナリセット
  ・step1: disPACK-11-031002.zip 5.42MB
     ダウンロード保存し、WinZipなどで適当な一時作業フォルダに展開後、setup.exe を実行してください。
  ・step2: disPACK-12-031002.zip 9.80MB
     ダウンロード保存し、WinZipなどで適当な一時作業フォルダに展開後、setup.exe を実行してください。

以上の操作により、インストールフォルダには
  病名検索システム.exe −− disFinder アプリケーション本体。
  FXISMedicalControl.ocx −− disBOX2 ActiveX。
  DBDBAcss.dll −− disBOX1 DLL。
  SampleApp.msg −− disFinderが使うメッセージファイル。
  病名検索システム.ini −− disFinderが使う初期設定ファイル。
  Bitmap フォルダ −− disBOX2およびdisFinderが使う人形図画像ファイル。
  master-db フォルダ −− disBOX1,2 およびdisFinderが使うdisBOX形式病名マスタ。
 が存在する状態になります。

!!注意!!  上記で提供されるdisBOX形式病名マスタは、病名基本マスターに含まれるテーブルについては現在正式にMEDISから提供されているものを展開したものですが、運用補助マスタについては病名階層項目テーブルと病名階層関係テーブルだけが正式のものであり、それ以外はまだMEDISから提供されていませんので、本プログラムのサンプル実行のために部分的に試作されたものを取り込んであります。そのことをご了承ください。

2) disExpander
  ・disPACK-21-031002.zip 4.82MB
     ダウンロード保存し、WinZipなどで適当な一時作業フォルダに展開後、setup.exe を実行してください。
3) disPACK ソースコード
  ・disPACK-src-031002.zip 877KB
     ダウンロード保存し、WinZipなどで展開してください。
4) disPACKのドキュメント
  ・disPACK-spec-031002.pdf : 全体の基本設計書
  ・disBOX1-spec-031002.pdf : disBOX1の詳細設計書
  ・disBOX2-spec-031002.pdf : disBOX2の詳細設計書
  ・disFINDER-031002.pdf : disFINDERの操作説明書
  ・disPACK-intro.pdf : disPACKの概要を説明する資料

4.注意:

disPACKは、2.3に記述されているように無保証で提供されるものです。お問い合わせやご意見をいただいた場合、可能なかぎり返事・対応をしたいと思いますが、保証はできませんことをご了承ください。また、ソフトウエア機能の追加や修正については、可能であれば対応する場合もありますが、ソースプログラムに利用者自身が修正を加えて利用していただくことが原則です。

5.お願い

disPACKは、標準病名マスターの普及のために公開されています。機能の追加版を公表される場合には、このホームページからのその情報を提供できるよう、必要な情報を下記まで提供いただければ幸いです。
disPACKに関するお問い合わせや意見は、kohe@hcc.h.u-tokyo.ac.jp (東大病院企画情報運営部 大江和彦)までお寄せ下さい。
ただ、お問い合わせやご意見をいただいた場合、可能なかぎり返事・対応をしたいと思いますが、保証はできませんことをご了承ください。
(C)標準病名マスター作業班